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窪塚洋介が語る「腸活は嘘つかない」、激動の半生で出した“自分なりの指針”

暮らし

背伸びする必要もないし、へりくだる必要もない

全員切腹

『全員切腹』(C)豊田組

――本作の序盤に「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持たないと」というセリフがあります。窪塚さんも40歳を過ぎましたが、ご自身の顔はどうなってきたと感じますか?

窪塚:いろいろ苦労してきたわりにはそれがあまり顔には出ていない感じがしますね、良くも悪くも。だけど、良し悪しを超越したところに自分の個性があると思うので。役者をやるなら、それも全部武器になるように使っていけたらいいなと思っています。

――どういう顔になっていけたらという思いも特にない?

窪塚:1日1日を楽しく自分らしく生きられれば、10年後にそれらしい顔になっている。だから背伸びする必要も、へりくだる必要もない。自然体でそのままいられたら、そのときの顔になると思います。

後悔するより絶対やってみたほうがいい

全員切腹

『全員切腹』(C)豊田組

――では20代を振り返って。窪塚さんはなかなか激動だったかと思いますが、やっておいたほうがいいこと、やらないほうがいいと言えることはありますか?

窪塚:その人の答えはその人にしかないですけどね。ただ、やりたいと思ったことは一度やってみたほうがいいかな。やらないで後悔するより絶対やってみたほうがいい。もちろん犯罪はダメだけど、夢や目標みたいなものがあるのならね。

 死ぬ前のおじいちゃんやおばあちゃんが「若いときにやりたいことをやっておけば良かった」って言うでしょ。先に生きた人の言葉を俺らは聞かせてもらってるんだから、それは学びにしないともったいないよね。

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