「携帯ステンレスボトル」は1000円未満でよし!その理由と選び方
② 有名ブランドでも、塗装がハゲてしまう可能性がある
「有名ブランドなら、機能や作りも安心」というイメージを抱いている人は少なくないと思います。ただ、有名ブランドだから絶対に万能と信じすぎるのは、やや危険。
例えば、私はステンレス保冷グッズで定評のある「THERMOS(サーモス)」をサイズ違いで愛用していますが、人気の少量サイズを使い始めて1年経たないうちに、表面の塗装がパリパリとはがれおちてしまいました。これって、やっぱりショック。見栄えも良くないし、テンション下がりますよね。
塗装の耐久性は値段やブランドに比例しませんから、あらかじめ確認をするか、はげにくそうな塗装を慎重に選ぶようにすると良いでしょう。
③ 保温時間は自分の使い方で判断すべき
毎日継続的に使う上で軽視できないのが、「保温性能」ですよね。そこで実際に温度変化を調べてみることに。150ml前後のミニサイズボトルにおいて、スタンダードプロダクツ(770円)と、サーモス(1980円)を比較しましょう。
いれたてホットコーヒーを注ぎ、3時間後の温度変化を調べたところ、スタンダードプロダクツは約50度、サーモスは約60度という結果になりました。
つまり、保温力ではサーモスに軍配が上がります。しかしながら大事なのは、ボトルにいれたコーヒーを「どのタイミングで飲むか?」ということ。お店で購入するホットコーヒー(80度台)に比べると、いずれも温度がかなり低いことに変わりはありません。