人気声優・松田颯水が語る “一人称”へのこだわり「敵対視されることもある」 | bizSPA!フレッシュ

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人気声優・松田颯水が語る “一人称”へのこだわり「敵対視されることもある」

 2020年7月に公開された『人体のサバイバル!』に続く「科学漫画サバイバル」シリーズの映画化第2弾で、アニメ映画『深海のサバイバル!』が公開中です。

松田颯水さん

松田颯水さん

 原作シリーズの中でもっとも累計発行部数が多い人気作で主人公のジオを再び演じるのは、男の子の声に定評がある人気声優の松田颯水さん(28歳、@DApanda323)。

 2021年で声優デビュー9年目。待機作が続々と控えていますが、デビュー間もない頃、オーディションも受けられず、途方にくれた日々もあったといいます。人気声優は1日にしてならず。松田さんの仕事の流儀、そして彼女を支えたマネージャーの一言とは。話を聞きました。

前作はいっぱいいっぱいだった

――この人気シリーズ、2020年夏に続いての参加となりましたね。

松田颯水(以下、松田):前作の『人体のサバイバル!』は、自分にとって初めての主演作ということもあり、いっぱいいっぱいでした。今回は、収録現場での立ち回りや、ジオ君のお芝居の面でも余裕が出てきたかなと実感したので、少しは成長したのかなと思っています。それはすごくよかったことだなと。

――主人公のジオを演じる上で、大切にしていることは何ですか?

松田:ただ騒いでいるだけの男の子にはしたくないと思っているんです。ジオ君は元気よく大げさなところがあるのですが、その大きな表情の変化だけを拾って、「この子は元気いっぱいなんだ!」という印象で終わってしまうのではなく、ピピちゃんの関係性など、ジオ君の人間性や魅力をちゃんと拾って、それが伝わるように演じたいと思いました。

いつも心にある“マネージャーの一言”

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『深海のサバイバル!』より(以下、同じ)

――声優は9年目ですね。モットーのようなものはありますか?

松田:それは初期から変わっていないのですが、「当たって砕けろ!」が座右の銘なんです(笑)。型にハマッてしまいがちな自分が実はすごく嫌で、そうなりたくないんです。たとえば、アドリブですね。実はもともとはアドリブが苦手で、決まったセリフじゃないものを自分で勝手に作ることに、すごく抵抗感があったんですよ。

――型にハマるのも嫌だが、自由にするのも大変だった。

松田:それで、怖がっていたらダメだと奮い立たせて、何度もトライしていたら、だんだんと慣れてくるんですね。何でも当たってみると、どんどん引き出しが増えてくる。まぁ砕けるときは本当に砕けますけどね(笑)。

 実はもうひとつ、モットーがありまして……マネージャーさんの言葉なんですが、「松田はずっとその性格のままでいなさい」と。

――どういうことでしょう?

松田:お仕事をどんどん重ねていくにつれて、態度が変わったり、不遜な態度になってはいけないぞと。そう言われながら育ったんですよ。なので常に若手のような、いつも腰が前にちょっと浮いている状態ではいるかもしれないです(笑)。

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