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牛丼チェーン3社「1000円以下うな丼」を比較。コスパ最高に感じたのは

暮らし

通年で食べられる吉野家のうな丼

うなぎ

うなぎのサイズは小さいものの、肉厚でふっくらしている

 吉野家のうな丼は、半身で小ぶりなうなぎが3切れ入っている。部位も尻尾の部分やお腹などバランスよく入っている。値段はテイクアウト(851円)と、イートイン(866円)で多少異なる。

うなぎ

タレは甘く、身は全体的に皮の部分が大きい

 食感はふっくら感はあまりなく、3切れとも全体的に皮の部分が大きいのでうにゅっとしている。うなぎの本来の味はあまり感じられず、蒲焼というより煮ているうなぎを食べている感覚だ。タレは甘さが強めで照り焼きに近い。

 他の2社に比べてうなぎの味やクオリティは劣っているように感じるが、甘めのタレや柔らかい食感が好きな人にはうってつけだ。しかも吉野家では他2社と違って通年うなぎが販売されており、夏以外にも食べられるのは嬉しいポイントだろう。

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 結果的に今回検証した3社は、うなぎの食感やタレの味に細かい違いがあった。個人的な総括としては、すき家が食べ応えも充分でコスパが良い、松屋はうなぎのクオリティが1番高い、吉野家はタレの甘さが効いた独特な味、といった印象だ。

 それぞれ味や食感に幅があるので、自分好みのうなぎを見つけてほしい。

<TEXT/佐藤隼秀>

1995年生まれ。大学卒業後、競馬会社の編集部に半年ほど勤め、その後フリーランスに。趣味は飲み歩き・散歩・読書・競馬

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