イルミネーション撮影に向いてるかも

ナイトモードオフ

　続いて、ナイトモードでのポートレート撮影も試してみた。まずはナイトモードをオフにして撮影したカット。この状態では、「明るさが足りない」という旨のメッセージが表示され、ポートレートモードで撮影することはできない。

ナイトモード・ポートレート

　ナイトモードを有効にして、ポートレートモードの「自然光」で撮影。カエルのフィギュアの右前足付近がややボケているものの、おおむね正確に被写体が認識され、背景の光もきれいな玉ボケになっている。これからの季節、イルミネーション撮影などで活躍しそうだ。

屋内でも実力を発揮

　暗い場所で写真を撮る機会は屋外だけではない。間接照明の飲食店などではどうだろうか？ 今回は光源の位置などを調整しやすくするため、自宅のテーブルでテストしてみた。

間接照明で料理を撮影（広角カメラ・ナイトモード）

　暖色系の小さなLEDランプを写真左上に設置して撮影。光のまったく当たらない右下部分はどうしても暗くなってしまうが、パスタ表面のテカリやグラスのドリンクの透明感、背後の観葉植物の葉の質感など、それぞれのディティールがしっかり出ている。