bizSPA!

アマゾンの「無人ロッカー」は意外と便利。必要なのはバーコードだけ

お買い物

ロッカーの「高さ」も指定できる

Amazon

配送先のロッカーの扉がパカッと開く

 ちなみに、今回荷物が配送されていたのは最上段のロッカーだった。身長151cmの筆者は、目一杯手を伸ばして箱の隅に指を引っかけてどうにか取り出せる高さ。

 そういえば、配送先のロッカーを選ぶ画面に「低いスロットに配送する」という項目があった。身長の低い人や、肩を痛めている等の理由で腕を高く上げるのがキツいという人は、これを選んでおいたほうがよさそうだ。

AmazonHub_12

ロッカーの検索画面に「低いスロットに配送する」という項目がちゃんと用意されている

様々なケースで重宝するかも

AmazonHub_13

ここを選ぶと低い位置のロッカーへ配送される設定にできる

 荷物を受け取ると、受け取りを完了したことを知らせるメールが届く。また、一度利用したAmazon Hub ロッカーは、Amazonの配送先の住所一覧に追加されるので、次からはそれを選択するだけでOKだ。

AmazonHub_14

すぐに受け取り完了の通知メールが送られてくる

 利用してみて、受け取りに面倒な手続きなどがなく、バーコードだけで荷物を取り出せるのはとても手軽だと感じた

 置き配の代わりに利用するケースのほか、注文した商品を出張先や旅先で受け取りたいときや、同居する家族に知られたくない荷物を受け取るような場合にも役立つだろう。

 ただし現状ではAmazonが発送する商品にしか使えないので、利用できる機会は限られてしまう。出品者が発送する商品でもAmazon Hub ロッカーへの配送を選べるようになれば、使い勝手はより向上しそうだ。

<TEXT/酒井麻里子>

スマホやPC、ガジェットといったデジタルアイテムや、ビジネスに役立つアプリ、日用品などに関する記事を執筆。Twitterは@sakaicat

おすすめ記事