アマゾンの「無人ロッカー」は意外と便利。必要なのはバーコードだけ
Amazonで注文した商品を無人のロッカーで受け取れる「Amazon Hub ロッカー」。配送先をここに指定すれば、自宅外で都合のよいときに受け取れるサービスだ。使い勝手を検証すべく実際に利用してみた。
コロナ禍で対面接触を避けるための配達方法としてすっかり定着したAmazonの「置き配」だが、自宅に宅配ボックスがない、賃貸住宅なので勝手に設置できないという場合、必ずしも便利な方法とはいえない。
宅配ボックスがなくても玄関前に配送してもらうことはできるが、盗難が心配だし、地面に直接箱を置くというのもこのご時世では気になってしまう。そういった場合に役立つのが、無人のロッカーで注文した商品を受け取れる「Amazon Hub ロッカー」だ。
「お急ぎ便」にも対応している
現在の設置場所は、関東・中部・関西を中心に15都府県と「全国どこでも使える」という状態ではまだないものの、公式サイトによれば「2020年以降、全国へ展開予定」とのこと。
試しにAmazonでコーヒー豆を注文した際に利用してみた。商品をカートに入れるところまではいつも通りだ。配送先の選択画面で、登録済みの住所の下に表示される「受け取りスポットを探す」に、受け取りたい地域の住所や郵便番号を入力して検索する。
すると、検索したエリアの受け取りスポットが一覧表示されるので、受け取りたい場所の「ここに届ける」をクリックすればよい。なお、この一覧には、コンビニ店頭などの対面受け取り窓口も表示されるので、ロッカーで受け取りたい場合は、「Amazon Hub ロッカー」と記載のあるスポットを選択しよう。
受取スポットの選択後は、いつも通り配送オプションや支払方法などの選択を行って注文を確定すればよい。Amazonプライム会員の場合、「お急ぎ便」を選ぶことも可能だ。