“コロナ破局”しそうになった会社員の暴走「探偵を雇うことも考えました」
生活に様々な変化をもたらしているコロナショックですが、中には予想もしていなかった形で精神的ダメージを受けた人もいるようです。
広告代理店で働く宮崎圭人さん(仮名・27歳)は、“コロナ以前”は仕事も恋愛も趣味のジム通いも、いずれもそつなくこなしており、忙しいながらも満ち足りた生活を送っていました。
急激に彼女のことが恋しくなる
「コロナウイルスの影響でリモートワークに切り替わった頃から急に仕事が暇になり、ジムにも行けずに家に閉じこもる生活を送るようになりました。そうなってから、なぜか急激に彼女のことが恋しくなったんです」
それまでも彼女のことを想ってきた宮崎さんでしたが、「まるで中学生が初恋でもしたみたいに彼女への想いが増した」といいます。
「彼女は大学で同じサークルに所属していた同期で、付き合って6年になりますが、こんな気持ちになったのは付き合いたての頃以来、いや、ここまで思いが募るのは初めてかもしれません。
彼女は就職して名古屋に配属されたので、遠距離恋愛だったんですが、いくら会いたいと伝えても、彼女は『今は会わないほうが良い』と頑として譲りませんでした」
頻繁に電話やLINEをするようになる
それまでは彼女のほうから会いたがったこともあって、最低でも月1回は会っていたそうですが、コロナの影響で会えない日々が続きます。
「毎日、何をしているのか気になって頻繁に電話やLINEをするようになりました」
しかし、それだけではどうしても満足できず、宮崎さんの想いが徐々に暴走していくのです……。
「懇願してビデオ通話を繋いでもらうことになったんですが、数日経つと『メイクが面倒だから』と、応じてくれなくなりました」