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博報堂から28歳で独立「1.3億円で港区高輪初のゲストハウスをオープン」

キャリア

――それはリノベーションも相当大変だったのでは?

南:壁とかもゴム手袋で、みんなで塗ったんですよ。大学生の若者と一緒にペンキ塗ったりしました。「みんなで作る」空間にしたかったので、クラウドファウンディングも実施しました。みなさんからの支えによって、265人から500万円以上集まりました。

「将来は金沢にも進出したいです」

Koru Takanawa Hostel, Cafe&Bar

Koru Takanawa Hostel, Cafe&Barの内部(提供/南祐貴)

――トータルでどのくらいかかったのですか?

南:予想外に改装費もかかってリノベーション費用は3000万円以上かかりました。貯金300万円を4年間の株式投資で2000万円に増やして、リノベーション費用に当てました。

 実際にはオープンに関して1億3000万円かかっていて、個人で捻出した頭金が3000万円で、残りの1億円は不動産ローンですね。

――次にここ以外でオープンするとしたら「どこに作りたい」とかありますか?

南:理想としては、高輪にもっと大きい規模のホステルを作りたいなというのがあります。それと、金沢にも進出したいですね。2046年に北陸新幹線が日本海側で延長されるので、金沢には将来性があると思うんです。

会社員時代より働いていても充実

南祐貴

「今はまだ我慢の時期ですね」と、南さん

――時間的には博報堂時代より働いていますか?

南:あぁ、働いてますね(笑)。僕は今、Koruの近くに住んでいるんですが、毎日午前2~3時くらいまでドロのように働いています。朝は午前11~12時くらいに来るという感じです。

 Koruが軌道に乗るまで、最低でも半年はかかると思うんです。予約サイトのレビューがたまって、僕もホステルの運営もわかってきて、どういうとき何をすればいいかがわかってくると思います。それまでは我慢の時期ですね。

――最終的な夢はありますか?

南:いろいろありますけど、まずはこの事業をどんどん大きくしていって、働いている人もKoruを使ってくれるお客さんも幸せになれるような環境を作りたいです。

 あとは、ニュージーランドでキッズ向けのラグビーチームを持ちたいですね(笑)。みなさん、仕事帰りに気軽にKoruに寄って1Fのバーで美味しいお酒を飲みにきてくださいね!

Koru Takanawa Hostel, Cafe&Bar

Koru Takanawa Hostel, Cafe&Barの外観(提供/南祐貴)

<取材・文/yamashitam 撮影/井野祐真>

Koru Takanawa Hostel, Café&Bar
住所:東京都港区高輪2-6-7
電話: 080-4296-5980

Koru Takanawa Hostel, Cafe&Bar

案内図(提供/南祐貴)

女。都内で活動。好きなものはインターネット、アルゴリズム、現代美術、昭和の事件。飲むならコーヒー、食べるならタコライス。よろしくお願いします