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「パスポートがないと内定取り消し?」という就活相談で考える最低限の準備

学び

ケース2:マイナンバーカードを取得していない

マイナンバーカード

 こちらは冒頭のAさんのケースですね。マイナンバーの交付制度が始まってからある程度経ちましたが、まだマイナンバーカードを取得していない人もチラホラいます。

 Aさんのように「運転免許証を持っていない」ケースだと顔写真付きの証明書を用意しようとすると、マイナンバーカードか、パスポートが妥当ですので、持っていない人は早めに申請をすることをお勧めします。

 交付には申請から1か月くらいかかります。パスポートも期限内であれば交付もすぐに済むケースが多いですが、期限が切れていると、2週間ほどはかかってしまうようです。

ケース3:実は住民票をまだ移していない

 こちらも意外と忘れがちです。引っ越しに伴い、住民票の移動をするかと思いますが、引っ越しって、電気やガスの契約やら、新しい家具の準備やら、近所への挨拶やらでただでさえバタバタしますよね。時間を見つけて市役所に行こうと思っても、誰かがリマインドしてくれるものでもありません。

 住民票の移動に関しては後からでも可能ですが、住民票の発行はマイナンバーカード申請の時やパスポート申請の時にも必要だったり、他の書類を申請する上で必要になってくることが多いので、あらかじめしておかないと不便です。

 就職と同時に実家を出て上京したのですが「住民票が実家のままでした」というパターンも多いです。例えば新宿区に住んでいても住民票が実家の新潟にありましたという場合、新宿区に何か申請に行っても「まず住民票がある新潟で手続きしていただかないと」と、申請が上手くいかなくなってしまいます。新宿区は、新宿区の住民じゃないと対応できないですからね。

 住民票は早めに移しておいたほうが、他の申請時にいろいろな妨げにならないのでベターです。

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