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結婚したら家はすぐ買うべき。都心の家選び、3つの新常識

暮らし

家選びの新常識② 2人で稼げるうちに稼いでおく

共働き 夫婦

 女性の社会進出は当たり前になり、子育てしながら働き続ける環境も徐々に揃いつつあります。ましてや子どもができる前のカップルなら、今のうちにダブルインカムで稼いで、その稼ぎを基にして住宅ローンを組みましょう。

 1人より2人で組んだほうが、住宅ローン減税はフルに使うことができますし、都内でも条件の良い部屋に手が届くようになります。

 それぞれは年収400万円台でも、2人の力をあわせて購入するとなると、5000万円超の物件にも手が届くようになります。住宅ローン減税適合の広さを持つ物件なら、中央区の勝どきや月島あたりの物件が購入可能です。

家選びの新常識③ 10年後、誰が欲しいのか考える

 メルカリに慣れた世代なら、この感覚がわかるはずです。

 生活スタイルに合わせてヤドカリのように物件を替えていくのであれば、後々転売に不利な住戸は選べません。交通利便性と生活利便性のバランスが良い物件を選びましょう。また以前ほど、広さを必要としない生活スタイルも根付きつつあります。

 購入する物件の5年後、10年後の将来はどうでしょう? そのエリアは今と同じ程度の人気を保っていられるでしょうか? 中古マンションなら、今古ぼけた感じであればさらに状態は悪くなります。住宅購入には、きたる未来への想像力が必要なのです。

20代社会人にこっそり教える首都圏不動産のお話

<TEXT/のらえもん>

湾岸タワマンに住んでいるという設定の湾岸妖精(ブロガー)。「マンション購入を真剣に考えるブログ」を運営。人間界ではいたって普通の都内勤務サラリーマン。著書に『専門家は絶対に教えてくれない! 本当に役立つマンション購入術』(廣済堂出版)など

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