bizSPA!

放送作家・高須光聖が語る、戦友・ダウンタウンと伝説のディレクター

暮らし

「ゼロから100まで」やり切ったものがほしい

高須光聖

――いまだテレビ業界の第一線で活躍されている高須さんですが、今後のヴィジョンがあれば聞かせてください。

高須:僕は「0から100まで」自分でやり切ったものがほしいんですよ。アニメーションもやりたいし、小説もやりたいし、映像も撮りたいし。ただ、映像は演者の方だったりいろんな人がかかわって来たりするので、できるだけ自分で完結できるものを増やしていこうと考えてます。

 テレビだと、どうしても僕らのしてることは吸収される。「高須さんが考えたんですよね?」って言われても、それは僕だけで作ったわけじゃない。だから、自分が作ったんですとしっかり言えるような作品を今後はたくさんつくりたいなと思います。

<取材・文/鈴木旭 撮影/スギゾー>

【高須光聖】
1963年兵庫県尼崎市生まれ。大学卒業後、MBSテレビ「4時ですよ~だ」で放送作家デビュー。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』『ダウンタウンDX』(ともに日テレ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの構成も手掛ける。今年8月に初の小説『おわりもん』(幻冬舎)を上梓

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

おわりもん

おわりもん

ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナイティナイン……多くの煌めく才能と数々のヒット作を生み出してきた著者が挑む、究極の人間讃美の物語。

おすすめ記事