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2045年までに来る危機?「シンギュラリティ」とは

コラム

A.AIが人間の知能を上回ること

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※画像はイメージです (C) Andranik Hakobyan

「技術的特異点」とも言うシンギュラリティは、人工知能研究の権威でもあるアメリカの発明家、実業家のレイ・カーツワイル氏が生み出した概念です。彼の著書『The Singularity Is Near』の中で、2045年までにはシンギュラリティ(=AIが人間の知能を上回ること)に到達すると提唱しています。

 1950年代後半に第一次ブーム、1980~1990年代に第二次ブーム、そして2010年代の第三次ブームと、あらゆる段階を踏んで話題となってきたAI。とりわけ現在のブームでは、2016年にGoogle社が開発したAIが、世界最強の囲碁チャンピオンを破るなど人間の能力に打ち勝ったことも、世間の注目を集めました。

 これは、ディープラーニングと呼ばれる、人間の脳をモデルにした学習方法を再現できたことが大きく影響しています。ディープラーニングの登場により、かつてから提唱されていたシンギュラリティという概念が現実味を増してきたのです。

<TEXT/るしやま>

映画業界でもがく20代女子。映画とテレビと塩辛で構成されてます。

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