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「PDCA」の次に流行る「OODA」って何の略?――いまさら聞けない、ビジネスシーンの「カタカナ語」

コラム

A.柔軟かつ迅速な意思決定のためのプロセス

 OODAは、Observe(観察)、Orient(情勢判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字をとったもので、「ウーダ」と読みます。

 もともとはアメリカ空軍のジョン・ボイド氏が朝鮮戦争において、常に移り変わる航空戦に挑むパイロットの意思決定へのプロセスを対象とするものとして発明したものです。

 OODAとよく比較されるPDCAは、計画に忠実に実行し、計画どおりにできているか評価するというサイクルです。これは工場の品質管理に非常に向いている理論ですが、予想外のことが起きるような状況には向かないと言われています。

 一方でOODAはObserve(観察)、Orient(情勢判断)というプロセスを含むため、目まぐるしく変化する昨今のビジネスシーンでも、迅速な意思決定が可能なのです。

 まだなじみのない言葉かもしれませんが、今後さまざまな場所で耳にすることが増えてくるでしょう。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/横山あみ(SPA!DOL)>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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