他人にはいえない? 働く20代がスマホで検索してるワードは…
「しいたけ占い」「ふるさと納税」に関心があるのは?
未婚女子と既婚女子では、同じテーマに関心をもつ時期もちがいます。
12月に20代ワーキング女子が使った検索ワードと比べると、「じゃらん」や「ニトリ」について調べたユーザー層が、未婚女子から既婚女子にシフトしているのがわかります。
未婚女子はボーナスで懐が温まったとたんに、既婚女子はお正月に入ってから、旅行や家具に関心が向くようです。マーケティングに使えそう。
12月16日最終回を迎えた人気ドラマ『今日から俺は』や突然の死からちょうど10年経った「飯島愛」さんなど、シングル女子のエンタメ関心は12月も変わらず。
「メルカリ」や12月10日に2019年上半期版が公開された「しいたけ占い」「ふるさと納税」は未婚女子、「ホットペッパーBeauty」や「クロネコヤマト」は既婚女子が年末に使っています。
結婚を機にアプリも変わる。20代人妻の味方はマクドナルド?
未既婚別にワーキング女子の利用が多いスマホアプリを比べると、ライフスタイルの変化が明らかに。未婚20代女子の75%が使う2位「Twitter」が、既婚女子だと3位57%に低下。結婚を機に卒業、ということでしょうか。
「Instagram」は2%の微減、「Facebook」は3%増えています。人妻になると、LINEやFacebookでの「知っている相手とのコミュニケーション」が重要度を増すのかもしれません。
「Yahoo! 乗換案内」や「ホットペッパービューティー」も、未婚女子の利用率が既婚女子より特徴的に高いアプリ。知らない場所へのお出かけや美容にかける時間の変化が背景にありそうです。
既婚女子9位「クックパッド」や17位「アカチャンホンポ」が未婚女子より多いのはわかりやすいとして、未婚女子8位31%、既婚女子5位44%の「マクドナルド」で13ポイントの差がついたのは、意外な印象です。
働く20代人妻は時間がなくて、ファストフード利用を迫られているのでしょうか?
ECアプリの利用傾向もちがいます。未婚女子は5位「メルカリ」36%と6位「Amazon」35%がほぼ同率ですが、既婚女子は6位「メルカリ」44%と8位「Amazon」34%との間に10ポイントも差がつき、ポイント還元率が魅力の「楽天市場」が8位35%にランクアップ。
結婚を機に手放すものが増えたり、節約志向が高まったりするのでしょうか。楽天は家族ポイント合算サービスが奏功しているのかもしれません。