飲み会で淡々と自分語りをする“窓際族”暴走おじさんから逃げたい
本人も無表情で淡々と話してくる謎
Uさんはお酒も入って周囲がグダグダになる中で、相変わらず自分の話をしていたそうです。二次会での内容は「自分のプライベートについて」だとか。
「パラグライダーをしたとか、社交ダンスを習っているとか、マジでどうでもいいおっさんのプライベートの話をずっと聞かされました。しかもUさん本人も無表情で淡々と話してくるので、意味がわかりません」
Uさんは語りながらお酒を飲んだり、食事をしないんでしょうか。
「日本酒をちょびちょび飲んでいるだけで、食事はほぼ食べないですね。なので、トイレにもほぼ行きません。だから亡霊のようにどこまでもついてきます」
三次会にまでついてくるUさんの謎
涼美さんはぐったりした表情で「二次会が終わり、若手でカラオケに行こう! となり、ようやく解放される! と三次会に行ったんです。そうしたら、まさかのUさんがいました(笑)」と言います。
もはや亡霊のようなUさん。三次会では歌もうたわずに、ずっと話をしていたそうです。一次会は仕事での自分のこと、二次会ではプライベート、三次会ではまさかの学生時代の自分語りが始まります。
「カラオケボックスだったので、耳元で語られ続け、さすがに限界でした。それで、ヤケになって歌い狂っていたら、いつのまにかUさんはいなくなっていました。あれは本当に亡霊だったのかもしれません(笑)」
飲んで1年間を労う会なのであれば、みんなで楽しく飲みたいものですよね。ハラスメントとまではいかないにしても、参加者を不快にさせるような飲み方はやめてほしいものです。
― 特集・[飲みハラ]実況中継 Vol.11 ―
<TEXT/瀧戸詠未 イラスト/デザイア恵利>