新たなチャレンジを始めるには?「今すぐ行動できる」2つの特徴
新しいチャレンジを始めるとき、いざ行動しようとしても、なかなかはじめの一歩が難しいという人も多いです。次々と新たなチャレンジを続けている人は、新たなチャレンジをどのように捉えて行動しているのでしょうか。
入社5年目から週末起業をスタートし、30歳で独立。39歳のときに年収1億円の実績をつくり、現在は、美容院(サロン)、セレクトショップ(駅直結の商業施設内に出店中)、不動産事業の3つの会社を経営している藤堂修氏。
そんな藤堂氏の新刊が『チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方』(きずな出版)。小さなチャレンジから大きく人生を変えていく術が盛り込まれています。今回、藤堂氏が解説するのは、新たなチャレンジを始めるコツについてです(以下、同書を一部編集、抜粋)。
新たなチャレンジを始めるコツ
具体的に新たなチャレンジを始めるコツがあります。コツは……当たり前なのですが「行動すること」です。
考えているだけでは、現実は変わりません。具体的に一歩、踏み出すからこそ、現実が変わります。
振り返ると、私が行動しなかったのは、深く考えすぎていたときでした。人は考えていると、考えがネガティブなほうに進んでしまいます。「よく考えたら、うまくいくか分からないし、失敗したら大変だし、やめとこう」。こうした思考に偏り、そのまま放置されます。
「今すぐ」行動するポイント2つ
大事なのは、考えすぎず「今すぐ」行動することです。「今すぐ」行動するときに大事なポイントは2つあります。
【(1)ステップで考えて小さな行動から始めてみる】
大きな行動には、大きなリスクがともないます。すぐに行動して大きな失敗をし、再起不能なほどの痛手を負うのは避けるべきです。
まずは「ステップで考えて小さな行動」から始めましょう。小さな行動には、小さな失敗しか起こりません。そして、小さな行動なので気軽に行動を始められます。たとえば、「ヨガの先生になりたい!」と思ったとき、いきなり本格的なコースを申し込むのではなく、まずは体験コースを申し込んでみる、などです。
株式投資の世界でも、ある銘柄を買おうかなと考えたときに、まず1株など、最小単位を買う手法があります。こうすれば、もし暴落しても損失は最小限に抑えられます。そして最小単位でも買っておけば、値動きのチェックもしやすいですし、追加購入も簡単です。
行動するときに、ステップで考えて小さな行動から始めることは、今すぐ行動するうえで、重要なことです。