牛丼4大チェーンのカレーを食べ比べ。吉野家、すき家…1番本格的なのは
専門店でないのにカレーが美味しいお店はたくさんありますが、その代表格と言えるのが牛丼チェーンではないでしょうか。味が変わらない専門店と違い、時流に合わせて少しずつ変わっていくのも牛丼チェーンカレーの面白さ。
少し前までスパイス香るユニークなカレーが人気でしたが、原点回帰の流れなのか? 最近は正統派ジャパニーズカレーをブラッシュアップさせたカレーが増えてきています。食べやすさと個性を兼ね備えた各チェーンのカレーを、カレー研究家のわたくし・スパイシー丸山が改めて比べてみたいと思います。
松屋:牛丼チェーンカレーのパイオニア
独特のスパイス感で一時代を築いたオリジナルカレーを2019年末に突如終了。次の時代を作るべく投入したのがジャパニーズカレーらしさを全面に出した「創業ビーフカレー(並盛490円)」なんですよね。
Back to クラシックってことで創業期のビーフカレーに舵を切ってきましたが、懐かしさがありながらも強烈な旨味のパンチで楽しませる濃厚カレーはネオクラシックカレーといった趣が!
ビーフが溶け込んだスパイシーな香りとピリ辛感でまとめた流石の美味しさで、老若男女全てのカレー好きの心を満たしてくれるのであります!
角切り牛肉と形がなくなり繊維状になったビーフが入っていて、カレギュウやハンバーグ乗せをしなくても食べ応えも満点。
アツアツのカレーを食べながらアツアツの味噌汁をすすると、松屋ならではの至福のひと時がやってくるから止められませんよね。リニューアルからもう間もなく1年。すっかり松屋の定番の味になりました。
辛さ ★★★☆☆
旨味 ★★★★★
具材 ★★☆☆☆
バリエーション★★☆☆☆