大学生カップルが就職で遠距離恋愛に。破局するまでの切ないLINE
様々な事情によって遠距離恋愛をしているカップル。彼らにとって欠かすことができないツールとなっているのがLINEです。
いつでも気軽に連絡を取り合うことができるため、遠く離れた距離を埋めてくれるでしょう。しかし、使い方次第では、かえって溝を広げてしまうことも。今回は、LINEのすれ違いで破局の危機を迎えたカップルのエピソードをご紹介します。
LINEをしたい彼女と、仕事で疲れている彼氏
現在社会人2年目のAさん(24歳)の出身は千葉。関西の大学に進学し、卒業後は東京の会社に就職しました。彼女は関西出身で、Aさんとはバドミントンサークルで知り合い、大学1年生の頃から付き合い始めたそうです。
卒業後の彼女は東京に本社があるアパレルショップに勤務。2~3年ほどで本社に栄転できる可能性があり、それに向けて頑張るという目標をお互いに掲げていましたが、今年の初春に別れてしまったそうです。
「彼女はどちらかと言うと、些細なことでもLINEのやり取りをしたいタイプで、俺とは真逆だったんですよ」
新社会人として慣れない生活を送っていたAさん。ヘトヘトに疲れて帰ってきたときに、なかなかLINEにまで気が回らなかったそうです。それで諍いになることも。
彼女のことを思いやる余裕はなかった
「彼女は●●さんが嫌いとか、××さんが怖いとか、仕事の愚痴が多くて…。でも、彼氏としてちゃんと聞いてあげなきゃと思って頑張って返していたつもりではあるんです」
Aさんはそう言いますが、LINEの文面を見ると興味がなく返信に苦労している様子が伝わってきます。文章というのは書き慣れていないと意図を汲み取って、返信することも難しいのかもしれません。
「今にして思うと、きっと彼女も焦っていたんでしょうね。でも、当時は自分のことで精一杯で彼女のことを思いやる余裕はありませんでした」
12