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100回お見合いして結婚した“ブス”タレントが語る、婚活テクニック

コラム

 みなさん、お元気でしょうか?「24歳で結婚」を目標に婚活を続け、気付けば100回お見合いしていた事業家で“ブス”タレントの栄藤仁美です。私事ですが、6月末に入籍して2度目の結婚が叶いました。

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2度目の結婚が叶いました(筆者は左)

 どんなことでも、実践することが大事。ブスでも結婚適齢期の女性には需要がありますし、効率的に婚活すれば可能性も高まります。私も内心はちょっぴり不安でしたが「身をもって証明できた」と自信になりました。

 婚活は最初の一歩が本当に大変。「いいな」と思う相手の心をこちらへと引き寄せるには、それなりの心構えや工夫が必要です。今回は、すべての婚活本を敵に回す覚悟で書きます。ビジネスシーンでも活かせるテクニックなので、既婚者の方もぜひ読んでみてください。

結婚できる女性は「してあげる」意識がない

 美容・ダイエット・ファッション、女性特有の体調不良、そして婚活……。女性って本当に大変な生き物ですよね。デートするだけでも、1週間くらい前からネイルや髪、服装まで、当日の準備に時間と手間がかかります。

「これだけ頑張ったんだから、デート中は私をリードして!」という気持ちも湧くでしょう。でも、以前書いた記事で私は言い切りました。婚活市場において、今や男性が圧倒的に有利」と。ハイスペックと言わずとも、結婚に際して条件のいい男性はご成約済みなのです。

 それでもゼロではありません。身も蓋もない言い方になってしまいますが、その数少ない男性を射止められるのは美しい女性です。本当に美人は、心まで美人。気遣いができるなと思います。決して「なにかをしてあげている」という意識がないのです。

 心のどこかで「デートしてあげる」と思っていたり、「安売りしてはいけない」「LINEの返信はジラす」など、どこかのテクニック本のパターンをそのまま駆使していたりしませんか? もちろん、駆け引きが必要ないとは言いません。ただ、駆け引きするところを間違っていると思うのです。

男性は女性を守り、エスコートしたい生物

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※画像はイメージです(以下同じ)

 男性の多くは「自分について来てくれる」「自分の意見を優先してくれる」「疑いがあっても追いかけない」女性を求めています。ただ、本命女性になると話は別。これは、私の周りにいるイケメンたちも口をそろえて言うことです。

 私が仲のいいハイスペック男子(未婚・シングル)は、身体の関係がある女性4人以上を平均的に持っています。でも、本命の彼女はいません。もちろんずっといないわけではないですが、「本命にする必要がない、または、したいと思う女性がいないからしない」と言うのです。

 そこで、どういう女性なら本命にしたいか聞いてみたところ、「気遣いができる女性」ときっぱり。私は、「気遣いって何だろう?」と思い、婚活必勝法によく書かれている次のようなことを挙げて、合致するものがあるか彼に確認してみました。

・お礼が言える
・お会計のとき、お財布を出して払う意思を見せる
・車で迎えに来てもらったら差し入れをする
・男性をたてる
・相手の話を聞いて相槌を打つ
・連絡をしすぎず相手の出方を待つ

 ひとしきり言い終わると、彼は「いやいや、そんなことどうでもいいんだよ」とこれを一蹴。一瞬イラッとしましたが、彼の話を聞いて「なるほど」と私は膝を打ちました。

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