探偵より有能!? 女性が多い職場で社内不倫をしたカップルの末路
芸能人の不倫スクープは後を絶たず、ワイドショーやSNSで当事者に対し、辛辣なコメントが集まる一方、ドラマ『昼顔』のように不倫を題材にしたドラマがヒットするなど、「不倫」は良くも悪くも社会の関心事になっています。
今回はそんな「不倫」を、社内でしてしまった人のその後を紹介します。
メーカーに勤務する、翔子さん(32歳)は、同じチームの男女が社内不倫をして散々な目にあったと言います。
“フェロモン系女子”の入社で職場の風紀が乱れた
「10人ほどの課で働いていました。課長はK君という31歳の年下の男性です。若いながらも、とっても優秀で半分以上が女性というチームをうまく束ねていたんです。みんなプライベートと仕事をきちんとわけて、メリハリをつけて働いていましたね」
K課長は長身のイケメンで既婚者。愛妻家としても有名で、将来も期待されていたそうです。
「でも、M美(34歳)という中途入社の女性が入ってから、チームの雰囲気が一気に変わったんです。K課長まで別人になってしまいました。M美は未婚で、美人ではないけどフェロモン系というか、露出はしないけど体のラインがでるニットやタイトスカートを履いてセクシーな感じ。まぁ、男性社員は注目してましたよね。でも、会社ですからね。仕事が全然できないうえに、やる気もないというなめた態度でした」
M美さんを語る翔子さんの口調に、憎しみがこもっているのがわかります。
「M美は中途入社だったので、私が教育係でついたのですが、私には一切質問せず、忙しいK課長や男性社員ばかりに相談・報告をしていました。チームの女性にも同じような態度だったので、女性メンバーからは嫌われていました。K課長には特にデレデレしていたんです」
ある日突然、職場に流れる艶っぽい雰囲気
翔子さんの愚痴はとまりません。
「『わかりません~』『教えてください~』『課長すごい~』っていうやりとりをK課長と毎日していて、K課長もまんざらでもない様子でした。フロアでいつもイチャついてたんですけど、ある日を境にパッタリとそのやりとりがなくなったんです」
誰かに注意を受けたか、本人達が反省したということでしょうか。
「違いますよ! 不自然なほど喋らないのに、時々目は合うみたいな。『あれは、一線を越えたね』ってチームの女性同士で話しました。肉体関係を持った男女の独特な空気感(?)みたいなものがデスクまわりに漂っていたんです」
これだけなら「翔子さんの憶測では?」と笑って終わりになりそうですが、ここからの翔子さんの行動力に度肝を抜かされます。