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敵か味方か?目標はプレッシャーではなく味方にした方が得だ

コラム

新年度が始まり、仕事で新たに目標を立てたり与えられたりした人は多いのではないだろうか。目標と聞くと、こなさなければいけないノルマだと捉えて気が重くなるかもしれない。しかし目標をプレッシャーではなく、自分の味方にする方法がある。本記事では、目標との付き合い方について綴ってみたい。

仕事を筋トレに置き換えて考えてみよう

 筋力トレーニングは、運動によって筋肉の発揮する力を強くすることだ。オモリの重さや運動の回数などで筋肉に負荷をかけ、鍛えていく。このとき、「ちょっときついくらい」の負荷を体に与えることで、筋肉は成長していく。楽すぎる負荷では結果が見込めず、大きすぎる負荷だと体を壊す。

 仕事も同じだと捉えるといい。目標のない楽すぎるタスクでは業績を上げたり成長したりすることは難しい。大きすぎるタスクは、過労や心身の不調をもたらす。「ちょっときついくらい」のタスクがあることで、自分の進むべき方向やスピードが明確になり、だらけすぎる自分を制御してくれるのだ。

 目標を達成したときはもちろん達成感があるし、自分に自信もつくだろう。目標が達成できなかったときは、その原因を振り返り、次に活かす。それを繰り返すことで、確実に自身の能力は成長していくはずだ。

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