【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|ソーセージキャセロール(トマト煮込み)編
コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。
>>英国No.1クラフトビール「BREWDOG」。炎上すれすれの奇抜なマーケティングとは今回はソーセージと茹でた豆の缶詰を使います。使ったソーセージは1本5cm位のものが5本入っている、ごく一般的なもの。豆の缶詰は、ひよこ豆、青エンドウ、レッドキドニーの3種類が入っている「ミックスビーンズ」です。
そして、隠し味に使うのが「インスタントコーヒー」。カレーなどにも隠し味に使うように、コクがプラスされて大人の味になるのです。とはいえ、コーヒーが入っていると分かるほどの量を使うのはNGですよ。
材料|ソーセージ、豆、トマト、玉ねぎと調味料だけ!
【材料 1人分】
□ソーセージ 6本(120g)
□トマトの水煮缶(カット)2分の1缶分(200g)
□茹で豆の缶詰(60g)
□玉ねぎ 4分の1個(60g)
□顆粒コンソメ 小さじ1
□にんにくパウダー 小さじ2分の1
□インスタントコーヒー 小さじ2分の1
□塩 小さじ4分の1
□黒こしょう粗挽き 小さじ2分の1
□植物油 大さじ1
旨味は、ソーセージ、炒めた玉ねぎとトマト、顆粒コンソメから。ニンニクはパウダーを使いますが、生を使うなら1かけをみじん切りにしてください。黒こしょう粗挽きはもっと多く使えば、よりビールに合う仕上がりになります。
作り方|炒めて煮込んで20分位で!
【1】(下準備)
ソーセージを3分の1程の長さに切って、玉ねぎは粗みじんにします。
【2】
メスティンに植物油を入れて中火にかけ、植物油が温まったら(温いかなと言った様子で、煙が出るほどには熱しません)玉ねぎを入れてしんなりするまで混ぜながら炒めます。透明になってちょっとカサも減ったかなという程度です。炒めすぎてNGということはないので、ゆっくり炒めてください。
【3】
ソーセージ入れてさらに30秒ほど炒めて、ソーセージの表面にも油を回します。
【4】
茹で豆を入れてから、トマトの水煮缶をメスティンの縁から5mmくらいまで入れます。他の材料の量によっては全部入りきらないかもしれません。
【5】
沸騰したら、顆粒コンソメ、にんにくパウダー、インスタントコーヒーを入れよく混ぜて、蓋をして弱火で10分煮こみます。
【6】
塩・黒こしょうを加えて味を整えて、皿に盛ってから好みで更に黒こしょうを振ります。
ソーセージのスモーキーな香りと、その他の素材の旨味、ピリッとくる黒こしょうがアクセントになって、パンにもよく合います。もちろんご飯でも。黒こしょうをしっかり効かせれば、ビールのお供にばっちりです。
【うんちく】イギリスのソーセージキャセロール
- 「キャセロール」はフランス語が語源で「鍋」という意味です。「〇〇〇〇〇のキャセロール」というように、煮込み料理のことも意味します。
- 本来は肉をじっくり煮込みますが、今回は煮こむ必要なく旨味も多いソーセージで。
- イギリスでも「ソーセージキャセロール」は家庭でよく作られます。
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次回は「とろふわのオムライス」です。
<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>
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