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サッカー公式戦に出場した「最年長の選手」は?驚きの年齢でゴールキーパーに

コラム

ゴールキーパーとして長年プレイした選手が

サッカーボール

 2008年1月19日、「チーバス」の愛称で知られるメキシコのチーム、デポルティーボ・グアダラハラは、ハリスコ州のホームスタジアムにクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル、別名プーマス・デ・ラ・UNAMを迎えての試合で、特別な「補強選手」をフィールドに登場させた。1950年代から1960年代にチームで活躍したサルバドール・「チャバ」レイエス・モンテオンだ。

 71歳のチャバは背番号57 のユニフォームを身に着け、試合開始から1分間だけプレイしてボールに6回タッチした後、オマール・ブラボと交代した。この感動的な出場から5年後、レイエス・モンテオンは死去した

 イスラエルのイサーク・ハイクがイロニ・オル・イェフダの一員として試合に出場した時の年齢は……なんと73歳だった! 2019年4月13日に先発のゴールキーパーとしてピッチに登場したハイクは、マッカビ・ラマト・ガンの攻撃を防げず、1対5で敗れた。

 しかし、ゴールキーパーとして長年にわたってプレイしたハイクは何も得られずにピッチを後にしたわけではなく、『ギネスブック』によって「サッカー史上で最年長の選手」として認定された

<TEXT/ルチアーノ・ウェルニッケ(サッカー・ジャーナリスト)>

1969年ブエノスアイレス生まれのサッカー・ジャーナリスト。本書をはじめとするサッカー史や各国代表チームのガイドブックの他、選手の評伝など多数の著書があり、30か国以上で出版されている

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