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ミニストップが“ソフトクリーム専門店”を出すワケ。「飲むソフトクリーム」な味に驚き

ビジネス

ミニストップとは一味違う?

MINI SOF

「のむソフトクリーム」シリーズ1番人気の「超ミルク」と、女性人気の高い「黒ごま」。まさに「飲むソフトクリーム」な味に驚き ※黒ごまは販売終了

 さすがソフトクリームを看板商品としているだけの体制である。が、ミニストップ自体にもソフトクリームのスペシャリストが存在するなら、専門店ならではのウリが気になるところ。

「看板商品のソフトクリームとはいえ、ミニストップではあくまで数ある商品のうちのひとつです。ハロハロ®などにも展開するものの、ソフトクリーム関連の業務にばかり手を取られてほかのオペレーションが回らなくなってはいけません。キッチンの広さといった設備面の制約もありますし、コンビニ業態では実現できない数々の商品がありました

 ベースとなるソフトクリームはミニストップと共通ですが、コーンやトッピング、取り扱い点数がちがいます。専門店だからこそ実現できる、多種多様なこだわりのトッピングとともにソフトクリームを堪能していただきたいですね

『MINI SOF』一押しの『のむソフトクリーム』も限定商品。『シェイクとどうちがうの?』とよく聞かれますが、1度飲んでもらえたらまったくの別物だとわかっていただけるはずです。2021年からはデリバリーとテイクアウトにも対応するようになりました。オリジナルで開発した専用の袋も、『MINI SOF』限定です」

コロナ禍で出店戦略を調整

MINI SOF

持ち帰り用の包装は、30円。約1時間までを想定しているそうだ。紙袋もスタイリッシュなデザイン

 アイスクリームのテイクアウトはあれど、ソフトクリームのテイクアウトは初耳だ。

「出店当初は、座席がないスタンド形式のお店を多く展開していましたが、コロナの影響で食べ歩き文化は下火に。立地についても、もとは路面店に多く出店していたものの、人出が減ってしまっては集客に大きな影響がありました。

 そこで出店戦略を大幅に変え、大規模商業施設の中で、座席を必ず用意するようにしました。この施策とともにテイクアウトとデリバリーへの対応も開始したんです。アイスクリームとちがって、ソフトクリームはなめらかな口どけが重要。溶けないようにするよりも、固くなりすぎないように調整するのが大変でしたね

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