松屋「スパイシーキーマ牛めし」をプロが実食。550円で贅沢な気分に
カレーが熱い松屋グループ。先日の記事「松のや、マイカリー食堂の“最強カレー”をプロが実食」でレポートしたように、系列のとんかつ店「松のや」はカレーをリニューアルし、カレー専門店「マイカリー食堂」では刺激的なカシミールカレーを提供するなど、8月に入ってから本格的に動き始めてきたんですよね。
本家の松屋の動きが気になっていたところ、期待に応えるべく登場したのがカレーメニューではなく、牛めしカテゴリーの「スパイシーキーマ牛めし」というから思わずニヤリ! 斜め上をいく新作は一体どんな仕上がりなのか、さっそく食べに行ってみました。
「カレギュウ」の対抗馬として登場
牛めしの新商品として8月23日より販売開始になった華麗なる新メニュー「スパイシーキーマ牛めし」(並盛550円)。濃厚でスパイシーなキーマカレーと牛めしが同時に楽しめる欲張りなメニューで、名作「カレギュウ」に対抗すべく新しい美味しさを追求し続けた結果、今回の発売に至ったんだそうです。
デフォルトで卵黄は乗っていなく、セパレーターを使い、トッピングするスタイルなのですね。
さっそく玉子を割り、卵黄を乗せると、ネギの緑とカレーの茶色が活きて、どこかオシャレな佇まいに!
牛めしと絡み合う濃厚ピリ辛カレー
気になるキーマカレーはオリジナルカレーとも創業ビーフとも違う味わいで、どちらかというと、リニューアルされた「松のや」の新カレーに近い印象。スパイスの香りが立った濃厚なピリ辛カレーを挽肉でまとめた、松屋らしい攻めた美味しさですね!
そのままでもパンチがありますが、牛肉やネギと合わせると、牛めしの和テイストにバシッとハマり、カレギュウとは一味違うスパイシーな喜びが! 途中で卵黄を崩すとまろやかなアクセントが広がり、550円という庶民プライスでとっても贅沢な気分が味わえるからたまりません。
キーマの量はそれほど多くないものの、味のインパクトがあるので丼全体とからまり、カレーテイストの牛めしとして最後まで楽しめたのは嬉しかったですね。