疑惑のスルガ銀行「キックバックの実態」不動産のプロはこう読み解く #全宅ツイ
シェアハウスへの融資をきっかけに数々の不正が明らかになったスルガ銀行。同行の第三者委員会は9月7日に調査結果をまとめた報告書を公表しました。
前編、中編に続き、後編では「業者からのキックバックの実態」を全宅ツイが読み解きます。会場は引き続き「全宅ツイ会館」、地下1階にあるバー「中間省略」。プリントアウトした報告書を肴に、ストロングゼロをお忘れなく!
【全宅ツイのグル @emoyino】
全宅ツイのグルです。40代です。都心で不動産ブローカーをしております
源泉徴収票と納税証明書と帝国データと反社チェックと保有不動産一覧の鑑定評価書まで登録しないといけない地主の婿、嫁候補マッチングサイト考えたけど、あと何が足りないかまゆずみくんと相談します。
— 全宅ツイのグル (@emoyino) 2018年9月19日
【あくのふどうさん @yellowsheep】
不動産ブローカーです。曖昧な雑居ビルの一室で、金融機関担当者の靴をせっせと磨いて借りた大切なお金で、隣地のおばあちゃんのほっぺを叩いて敷地を広げる賤業に従事しています
一銭の売り上げもない一日だった。
— あくのふどうさん (@yellowsheep) 2018年9月18日
【かずお君 @kazuo57】
建物建てたり、地主さんのお世話したり、受話器を部下の頭にガムテープで固定したりと色々忙しい日々を過ごしています
飯倉公園で遊ぶ幼稚園児の身なりを見て、各ご家庭の純資産を予想しています。
— かずお君 (@kazuo57) 2018年9月19日
【どエンド君 @mikumo_hk】
専業大家です。家賃収入とローン返済の隙間で暮らして10年が経ちました。借金10億円をめざして頑張ってます
債権者がとつぜん来るというので、不動産芸人本を本棚の後ろにしたり、借地借家法の本を前にしたり、モニターに公図を映したり、FACTAを捨てたり、トップスピードで準備をしています。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2018年9月19日
スルガ行員による健康診断すり抜け大喜利
どエンド:融資を受ける人は、死んだら借金チャラになる「団体生命保険」(団信)に加入して万が一にそなえるんですけど、過去に病気していると団信に入れない。それでも何とかして不健康なおっさんを団信に入れようと、スルガ行員いろいろ頑張ってる。
あくの:報告書にある債務者(東京在住)が大阪の医師から「最終的に既往症の記載のない検診結果」って一体何が起こってるんだよw
どエンド:お医者さんがスルガの債務者だったのかな。
グル:日本橋スルガ銀行の隣のビルに、スルガ御用医師の経営する医院があるとか。
あくの:長男を検診いかせて、名前をフォトショップで変えたとか。
かずお:銀行員が身代わり受診するとか。
あくの: まあ家族皆殺しにされるなら(※)、代わりに検診くらい行くよね。
(※第三者委員会の報告書に、成績が上がらない行員に対して「家族を皆殺しにする」と脅迫するパワハラが行内であったことが記述されている)
かずお:医者「またあんたか」
あくの:わろた。青白い顔をして検診を廊下で待つ行員達w
グル:入社試験に健康診断があるスルガ銀行員(普通にある)。
あくの:直接医者に改ざんを迫る麻生氏(麻生治雄、スルガ銀行元専務執行役員)。
かずお:目に浮かぶwww
どエンド:真面目な話すると、団信は家族を守る最後の防波堤だから、いくら業者にそそのかされても保険金が支払われなくなるようなインチキしちゃだめです。
かずお:どエンド君も頑張って毎日プールでバタ足してるもんね。
どエンド:ぼくノー団信ですからね。長生きしないと……。
グル:えらい!
あくの:不動産投資は時間との戦いな部分もあるんで、長生きできるやつはつよい。