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香水を1度に10プッシュ…マスク越しでも強烈な“彼氏の異臭”にウンザリ

コラム

「朝シャワー」をかたくなに拒否

 若い女性に「クサっ」と小声で言われたことは1度や2度では済まないそうですが、彼は全く気にしていなかったようです。

「心の中でずっと謝っていました。付き合いたてのときはここまでひどくなかったんですけど、だんだん香水の量が増えていったんです。彼いわく『若い彼女に恥をかかせないための気遣い』らしいんですが、もう完全逆効果ですね

 逆効果とはいえ彼からしたら、シオリさんを思っての行動だと、「香水のせいだよ」とは言い出しにくいですよね。

「そもそも香水をあんなにつける前に、シャワーをこまめに浴びるとか、制汗剤をつけるとかそういった普通のことをしてくれたほうがよっぽど良いんですけどね。夜にシャワーを浴びたらいくら寝汗をかいても『夜入ったから』という理由で、絶対に朝はシャワー浴びないんです。それって加齢臭どうのこうのの前に汗臭いし、不潔だと思うんですけど」

ニオイを思い出すと具合が悪くなるほどに

鼻をつまむ女性

 真夏の朝、寝巻がじっとりしている彼に対して「シャワーに入ったら」と穏便に頼んだものの、「香水をかけたら大丈夫だよ」と一喝されたとのこと。最近では、あまりのニオイのキツさに別れも考えてるんだとか

「猛暑が続いているせいもあって、汗と香水が入り混じったニオイはもはや異臭です。一緒にいるのがしんどくなってきました。これも立派なスメハラですよね……。プライドが低くはないから、きっとニオイのことを突っ込まれたら傷ついちゃうと思います。最近では、一緒にいるときのニオイのことを思い出すと具合が悪くなってしまうほどです

 実際、加齢臭が目立つわけでもなく、お風呂あがりは無臭だそうです。もしかたら彼のように「自分をクサイ」と思い込み、間違った対策をした結果、周りに迷惑なニオイをばらまいてしまっている……なんて人も少なくないかもしれません。

<取材・文/吉沢さりぃ イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust

特集・激臭!スメハラエピソード

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。『日刊SPA!』『BLOGOS』などで執筆。趣味は飲酒
Twitter:@sally_y0720

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