「時差ボケ」はフライトの西回り・東回りで違う。防ぐ対策を紹介
西回り・東回りで時差のズレ方が違う
時差ボケ対策についてご案内する前に、ひとつ覚えておいたほうがよいポイントがあります。西回り、東回りのどちらで現地に移動するかで、少々対策が異なるのです。
例えばロンドンとロサンゼルスは両方とも日本との時差は8時間ですが、中身が全く違います。
東京が夕方17時の場合、ロンドンはマイナス8時間で午前9時。一方、ロサンゼルスはマイナス16時間で夜中の1時となります。仮に12時間のフライトだった場合、到着は日本時間で朝の5時になりますね。
■東京~ロンドン(西回り)
17時出発→(12時間のフライト)→夜の21時到着
■東京~ロサンゼルス(東回り)
17時出発→(12時間のフライト)→午後13時到着
ロンドンの場合、到着後まだまだ夜が続きますが、ロサンゼルスの場合はかなり前に朝を迎えてしまっています。
同じ「時差8時間」でも、到着時間が変わってくるため、西回りだと夜が長くなり、東回りだと夜が短くなるというわけです。
西回り・東回りの時差ボケ対策
では、具体的にどんな対策をすれば良いのでしょうか? 方法は主に3つあります!
1.旅行前の対策
出発前数日前から現地の時間に合わせた生活リズムに変えていきます。西回り(アジア、中東、ヨーロッパ)の場合、少し遅く眠るようにして、だんだんと身体を慣らしましょう。
東回り(アメリカ大陸)の場合は早寝早起きを心がけます。
2.飛行機での対策
機内ではアルコールやカフェインをなるべくとらずリラックスしてください。できるだけ現地時間に合わせて睡眠をとれると到着時にスムーズな切り替えができます。
3.現地到着後
西回りの場合、現地で夜が来るまで眠らないように頑張って起きておきましょう。眠くなったらできるだけ日の光を浴びて、体をシャキッとさせておくといいですよ!。
東回りの場合、身体が眠くなくても現地時間に合わせて早く眠るよう頑張りましょう。具体的にはシャワーを浴びてベッドに入る。もちろんスマホもNGです。眠る努力をしておかないと翌日からツライですよ。