会社を辞めずに起業するには?「5万円で週末の時間」にスタートする方法
「せっかくの週末を使ったのに儲からなかったなー」。はたまた「自分が考えた商品が売れたし、楽しかったからまぁ良かったんじゃないか!」。
いろいろな考え方はありますが、まずは、自分が考えて「これはいける!」と思ったスムージーを実際に買ってくれた人がいたということが嬉しいですよね。
ビジネスで大事なのは、「実際にお金を払ってくれた人がいた」という事実なのです。
合格ラインは「マイナスを出さないこと」
自分が良いと思ったものを、同じように良いと思い興味を持ってくれ、お金を払って買ってくれる人がいるというのはとても素晴らしいことです。当たり前ですが、この事実を本当によく忘れがちです。
提供者側になるとついつい利益を出すことを優先してしまい、お客さんのほしいものを提供していないことでズレが出てきて、うまくいかなくなることがあります。
まずは、「プラスにすること」ではなく、「マイナスを出さないこと」を合格ラインの指標にしましょう。
トントン状態を安定させよう
合格ラインを超えることができたとしても、それがたまたま1回だけということであれば、事業としては失敗です。週末起業の合格ラインは、「コストと売上、トントン状態を継続できるか」が次の指標になります。
今回のスムージーの場合では、5万円の売上が安定的に稼げるようにならなければいけないのです。
ビジネスの成功方程式は「単価×顧客数×リピート率」で決まります。
安定した売上が稼げるようになるために闇雲に、いろいろなアイディアを走らせるのではなく、「その施策はどの変数を変えるためにやるか?」を事前に決めてからテストしましょう。
とはいえ、単価や顧客数を上げることは、なかなか簡単ではありません。なので、まずは「リピート率」を上げることを考えるのをおすすめします。