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300万円席も即日完売!那須川天心×武尊「世紀の対決」実現までを“大会P”に聞く

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夢の対戦カード表を形にしていった

「子供の頃、紙に書いた架空の夢の対戦カード表を形にしていくような気分で、実行委員会のメンバーで試合を考えました」(中村氏)という今回のマッチメイク。那須川選手と武尊選手の対戦以外にも、両陣営の人気選手をはじめとする全16試合が行われ、大会を盛り上げる予定になっている。

「『どうすれば武尊選手と那須川選手の対戦できるか』というところから、一歩一歩実現させた今大会ですが、実行委員会のメンバーで話し合いながら特別な1日に相応しい豪華な対戦カードをご用意できたんじゃないかと思います。

 まもなく決戦の日を迎えますが、多くの人が朝からワクワクしたり、翌日も試合結果で話題が持ちきりになったりするような歴史的な瞬間になってくれたら嬉しいです。これまであまり格闘技に触れてこなかった方にも、選手たちの凄さや迫力を感じながら、夢が詰まった特別な大会の雰囲気を噛み締めながら、試合結果に一喜一憂してもらいたいです」

次回以降の開催予定は?

THE MATCH 2022

「THE MATCH」の開催はまだ未定だという

「実行委員会のメンバーの協力のもと、どこに出しても胸を張れる素晴らしい大会にできた」と手応えを語る中村氏だが、「THE MATCH」を冠した次回以降の興行については、今のところは未定。

 本人曰く「多くのファンが観たいと思える対戦カードが組めるようになった時」を想定しているという。

「ライターの立場で、20年前の“格闘技ブーム”を経験した際に感じたのは、イベントの開催ありきで対戦カードを組むと、いずれイベントの盛り上がりがしぼんでしまうということ。今回、夢の対戦カードを組むことができたのは、来年以降の開催予定を組んでいないからという部分もある。近い将来、また新たなスターが誕生した時に、どういった形になるのかは分かりませんが、改めて今回のような大会の開催を検討していけたら良いなと思います」

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