新婦が「ずっと好きだった」、新郎の友人が結婚式で見た“衝撃の光景”とは
新郎の顔は見られない、職場でもギクシャク
こんな漫画のような出来事が現実にあるようです。しかも湯谷さんは祝辞担当なので、たじろぐのも当たり前でしょう。
「結局、考えてきたスピーチも『新婦はこれを聞いて、どう思うだろう』と思うと、止まるわ、忘れるわで、散々でした。新郎に顔向けもなんとなくしづらく、気まずい結婚式になってしまいました。しかも、結婚式が終わったところで、2人は僕の同期。新郎にこのことを伝えるべきか悩み、軽い抜毛症になりました。社内でも2人と関わらないようになり、仲の良かったグループとも、なんとなく疎遠になってしまいました」
その後も同じ職場で働き続けることを考えると、社内で不倫をしてしまうのは、かなりセンシティブです。新婦が、なぜ湯谷さんのことが好きなのに今の旦那さんと結婚したのか、なぜあんな発言をしたのかは今となっては知る由(よし)もありません。
周りにも関係する「ゆかり婚」の場合、今後の関係をしっかり考えて、発言してほしいものですね。
― 結婚式はツラいよ ―
<取材・文/ミクニシオリ イラスト/小池祐子(@ikeko322)>
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