bizSPA!フレッシュ

「コウメ太夫の“奇人”っぷりも楽しかった」三浦マイルドが語る“コンビ”結成とM-1出場の背景

暮らし

“地下”でも“メジャー”でも戦いたい

三浦マイルド

――今後の活動で、目標にしたいことはありますか。

三浦:目標はやっぱり、「ルミネtheよしもと」で“戦う”こと。あそこに立てるのは、ちゃんと売れてて、集客力があって……といった条件を兼ね備えている芸人なので、もっと頑張らなきゃいけないところです。

 ずっと続けている地下ライブではデスマッチばっかりやっていて、テレビのような“メジャー”な場ではとても披露できないようなネタも、おもしろいって支持してくれるお客さんがたくさんいる。もちろんそのお客さんたちのことはこれからもすごく大事にしていきたいし、そういうネタは今後も作っていきます。

――以前出演した『マルコポロリ!』(カンテレ)では、「もう“王者”って言わないで」と言っていましたが、そのあたりは。

三浦:いつまでも「R-1チャンピオン」っていう肩書きで紹介されるのは、“次”にすすめてないような気がして…。でも、言っていただける称号があるというのはありがたいことですよね。全然、つけていただいて(笑)。今って自分で発信できる時代だし、芸人はタネをどれだけ撒いて実らせていくかだと思うので、いい意味で話題を作っていきたいですね。

<取材・文/吉河未布 撮影/中庭愉生>

【三浦マイルド】
1977年10月18日生、広島県出身。NSC大阪校 23期生。R-1グランプリ2013チャンピオン。趣味はプロレス観戦、ボクシング観戦。映画『仁義なき戦い』マニア。
Twitter:@miuramildinfo

編集者・ライター。ネットの海の端っこに生きています。気になったものは根掘り葉掘り

おすすめ記事