「1人すき焼き」をすき焼ライクで実食。ご飯と卵がお替り自由で1280円はお得かも
ドラマの影響、生活様式の変化など、様々な要因から“ひとり飯”が注目される昨今、ついにあの料理が1人でも食べられるようになった。
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1人焼肉専門店「焼肉ライク」 を展開する株式会社焼肉ライクが、すき焼き専門店「すき焼ライク上野店」を2022年4月4日~5月9日の期間限定でオープン。実際に1人ですき焼きを食べるのはどうなのか、実際に店舗に足を運んでみた。
1280円でご飯と卵が食べ放題
居酒屋や焼肉屋がひしめき合う飲食街に構える「すき焼ライク上野店」。1階はすき焼きを提供し、2階は通常通り焼肉を食べられるようだ。平日の14時過ぎに来店したが、客席はそこそこ埋まっており、1人すき焼きの注目度の高さが伺る。
座席は両サイドがアクリル板で区切られており、スモークガラスのように曇っている。隣の人に自分の食べっぷりが見られないのはありがたい。
早速、タッチパネルから「国産牛カルビすき焼セット」(1280円)を注文。期間限定のお試し企画だからなのか、すき焼き関連のメニューは 「国産牛カルビすき焼セット」一択。ひとり飯に、しかもランチにしては少々贅沢な価格ではあるが、ご飯はお替り自由であるため、しっかり元を取ってやる所存だ。
ちなみに卵も無料とのことなので、〆の雑炊を作り放題・食べ放題というポイントにも惹かれるものがある。
3分で配膳されるスピード感にびっくり
注文して2~3分で「国産牛カルビすき焼セット」で届いた。同店では「3分で提供」を心がけているようだが、実際に体験するとこのスピードにはわかっていても驚く。
早速、鍋を温めて野菜を投下。いい感じにシナシナになるのを待っていると、ふと1人ですき焼きを食べた経験がないことに気付き、不思議な感覚になる。ただ、決して嫌な感覚ではない。火加減も自分でコントロールでき、食材を入れるタイミングも自分で決めることができる。
なにより、コロナ禍によって衛生面に対する意識が高まり、“一緒に鍋をつつく”ことに抵抗感を持つ人も増えた。店内を見渡すと2人組の客が各々の鍋で食事を楽しむ様子もあり、「1人すき焼きは時代に適したスタイルなのかな」と頭に浮かんだ。