海外旅行の「ガッカリされるお土産」の特徴5つ。選び方のコツは…
3)プチプラすぎる化粧品
海外のコスメは可愛くて優秀なものも多いので、私も自分や家族へのお土産によく買います。気をつけたいのはバラマキ用のプチプラコスメ。
一見パッケージがかわいく見えても、何でできているかわからないと使うのをためらってしまいます。色が派手過ぎないか、よく見るとパッケージが粗悪になっていないか確認してみましょう。
以前タイ土産でもらった石鹸は見るからに安っぽくて、顔に使うのがためらわれたのでタンスにいれて芳香剤にしました。香りもすぐ飛んでしまい芳香剤にもなりませんでした……。
【もし化粧品を選ぶなら・選び方のコツ】
自分では使わないかな? というものはお土産には適しません。見た目が怪しくても中身に自信があるなら渡すときにきちんと説明してあげてくださいね! おすすめは日本で買うと高いブランド。アメリカ、中東では「SABON」が半額近くで売られており毎回たくさん買います。欧米では有名ブランドが20%~50%OFFで買えるので自分用のお土産にも◎。
4)民族系の雑貨(ポーチ・小物)
海外のポーチや雑貨はとってもかわいくて、こんな安い値段で買えるの!?と、ついついお土産に選びがち。
実はこの雑貨系土産はあまり喜ばれないんです。置物と同じで、もらう側は現地の雰囲気がわかっていないので、かわいく陳列された姿も浮かびません。普段使っているのがシンプル系アイテムだったら民族系の雑貨はマッチしませんね。
【もし民族系の雑貨を選ぶなら・選び方のコツ】
市場や路上で売られているバラマキ用のプチプラ雑貨は質も悪く、日本ですぐ壊れてしまうこともよくあります。たいてい同じようなデザインで品質の良いものが空港や路面店でも売られているので、できるだけ質の良いものを選びましょう。購入する前に「日本でも使えるかな?」と普段のスタイルをイメージしておくと失敗は少なくなりますよ!
5)セクシー系おもしろグッズ
かなり前にアメリカ土産で流行したのが傾けると女性が裸になるボールペン。海外には日本ではあまり見かけないセクシー系バラエティ土産をよく見かけます。
バリ島では男性器の形をしたキーホルダーや置物がどの店にも置かれていて驚きました。気になってあとで調べてみたところ、バリ島のほとんどの島民がバリ・ヒンドゥー教という独自の宗教を信仰しているそう。
ヒンドゥー教圏には性器崇拝の風習があるそうなので、そこからきたものなのかもしれませんね。
その場では何も知らずに、単に面白いかなと思って買いましたが、もらった方としては「どこに付けるの!?」と困惑してしまいますよね。ゴミ箱行きはほぼ間違いなしかもしれません……。
【もしセクシー系土産を選ぶなら・選び方のコツ】
絶対に笑ってくれる仲の良い友達だけに選びましょう。渡す相手を間違えると嫌われてしまうかもしれません。また、渡す瞬間は盛り上がっても、その後、使い道がないため捨てられることは確実ですので高価なものは控えておいたほうが良いかも。
妥協したバラマキ土産なら買わないほうがマシかも
会社へのお土産など大量に購入しないといけない場合、イマイチそうだと思いながらついつい値段の安いお土産を選んでしまうことありますよね。
そんな時は思い切ってお土産を買わないほうが良いかもしれません。自分でも微妙だと思っているお土産は、もらった相手はもっと微妙に感じます。もらったら食べない(使わない)といけないし、捨てるのも相手に失礼な気がしてしまうので、相手に負担をかけないよう用意しないのも大人の気遣いかもしれません。
中途半端なものならあげない。あげるなら自分でもらって嬉しい高品質なものを。
ぜひお土産選びの参考にしてください!
<TEXT/まり>