丸亀製麺の限定「新 鴨ねぎうどん」が必食のおいしさ!賛否ありそうな点も
鴨は柔らかいけど、野生感はやや足りない
肝心の「鴨」や「ネギ」の実力はいかに……。
鴨肉は合鴨のもも肉が使われていますが、大ぶりなサイズ感にもかかわらず想像以上に柔らかくて驚きました。これは、あらかじめ下味をつけて柔らかく煮込んだ合鴨肉を最後に加えているため、短時間でも極上の柔らかさが実現できているのでしょう。
厳しいことをひとつだけ申し上げるとすれば、柔らかさという点ではバッチリ合格点だと思いますが、鴨肉に歯ごたえや鴨肉らしい野生感(ジビエらしい風味)を求めるとなると、やや物足りなさを感じる人はいるかもしれません。このあたりは賛否両論どちらもありそうです。
ネギも鴨肉に負けない存在感
そしてネギ。香ばしい焼き具合も程よく、鴨肉に負けない存在感でした。自宅で同じように調理するとなると手間がかかりますし、これはありがたいの一言。もちろんトッピングで青ネギをかけることができるので、どちらも合わせれば、ネギ好きにはたまらない組み合わせになるでしょう。
ということで、今回はたっぷり堪能しましたが、期間内にまた何度か食べたいなと素直に感じました。店内限定の作りたて感が際立つメニューであることは間違いありません。
お値段としては他メニューに比べてやや高めではありますが、他店で同メニューを食べようとするとこの金額では到底無理。丸亀のコスパ力、恐るべしです。なお「新 鴨ねぎうどん」は一部店舗では販売していない場合があります。販売は3月中旬までなので、丸亀の公式サイトで実施店舗を確認した上で、お早めに!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>