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吉野家の新カレーは牛肉との相性抜群。牛丼チェーンカレー界に“二刀流”の新風か

暮らし

スパイスと出汁の二刀流が新鮮

吉野家

 さっそく食べてみると、ベースにあるのは吉野家らしい濃厚でピリ辛なジャパニーズカレー!

吉野家

 出汁もほどよく効いているのですが、カリガリ監修ってことで従来のカレーにはなかったコリアンダーやクミンなどのスパイス感をしっかり感じられるのがとっても新鮮。スパイスと出汁の二刀流で攻める吉野家の新風を感じさせる力作ですね!

 ベースに出汁があるカレーなのでたっぷり乗った牛バラ肉とかけ合わせてもバッチリはまり、吉野家ならではの特別な美味しさに! “牛”にこだわる吉野家のカレーに、スパイスにこだわるカリガリのエッセンスが融合。コラボレーションは面白いケミストリーが生まれるから楽しいです。

濃厚なカレーとカルビの甘ダレが融合

 続いて「カリガリ牛カルビカレー」(並・657円)を食べてみました。

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「カリガリ牛カルビカレー」(並657円)

 焼きたての牛カルビ×カレーはこれまた吉野家でしか味わえない喜び

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 香ばしく焼き上がったカルビの香りにスパイスの香りが合わさり、濃厚なカレーとカルビの甘ダレが融合すると、牛カレーにはないパンチのある旨さにノックアウトされちゃいますよ! 吉野家の牛カルビ好きの方も納得のコンビネーションなので、普段カレーをオーダーしない方もLet’sトライでお願いします。

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 今回試したのは肉だく牛カレーと牛カルビカレーの2品でしたが、牛とカルビのどちらも楽しめる「カリガリ牛×牛カルビカレー」やチーズと楽しむ「カリガリチーズカレー」も魅力的。プレーンカレーだと具ナシになるので、何かを乗せたカレーで楽しみたいところですね。

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 吉野家も参戦してきた2021年冬シーズンのカレー顧客争奪戦は、まさに“牛丼チェーンカレーウォーズ”。カリガリという刺客の投入で果たして戦況は変わるのか? スパイスと出汁の二刀流で攻める吉野家×カリガリの新カレーをぜひご自身の舌で味わってみてください。

※記事中の価格表記はすべて店内飲食時のものです。

<TEXT/カレー研究家 スパイシー丸山>

インド料理からお家カレーまで精通する次世代のカレー研究家。日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座講師。レシピ、食べ歩き、商品情報など、カレーにまつわるさまざまなトピックを日々発信している。著書『初めての東京スパイスカレーガイド
ブログ:カレーなる365日
Twitter:@spicy_maruyama

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