父親は大嫌い、母親とは絶縁…『電波少年』坂本ちゃんが振り返る「ブレイクのウラ側」
「嫌な人」が成長を促してくれる
――嫌な人に!?
坂本ちゃん:人間関係って、いちばん大変じゃないですか。でも、どこに行っても嫌な人には必ず会うんです。だから、嫌なら辞めていい、すぐに逃げていいという前提で、「嫌な人」に遭遇したら、どうしてこの人はこうなんだろうとか、まずは楽しんでみようという気持ちというか。
いい人に会っていても、ぬるま湯で、傷の舐め合いだけになりかねない。傷口に塩を塗ってくれるような人が、自分の成長を促してくれるかなと思います。
――一度俯瞰して、冷静になる目は大切かもしれません。その場合でも、「自分」をしっかりもっていることが大事ですね。
<取材・文/吉河未布 撮影/長谷英史>
【坂本ちゃん】
1966年、山梨県生まれ。1999年、お笑いコンビ「アルカリ三世」結成。『進ぬ!電波少年』の企画「東大一直線」でブレイクし、8校に合格して日本大学に入学。現在は新宿ゴールデン街のシャンソンバー「ソワレ」に週一出勤&個展を開催するなど精力的に活動中。オフィシャルブログ「人差し指に似てると言われます。」も更新中
Twitter:@sakamotochan