無印良品「ジビエカレー」にテンション上がる!鹿肉と猪肉のカレー2種をプロが実食
「インド×日本」のハイブリッドな美味しさ
もうひとつのジビエ商品が「猪肉と3種の豆のカレー」。こちらは「猪肉のひき肉とひよこ豆やレッドキドニーなど3種類の豆を合わせたキーマカレー」とのこと。パウチを開けてみると豆が思ってた以上にたくさん入っているのでテンションが上がります。
ボデっとしたグレーヴィー(ルウ)はインドカレーがベースにありながらも日本的なカレーのエッセンスも感じられ、エムシーシーらしい「インド×日本」のハイブリッドな美味しさがたまりません!
猪肉はクサみが全くなかった
気になる猪肉は鹿カレーよりも細かい挽肉状になっていて、クサみが全くないのでポークキーマのような気分。挽き肉以上に存在感のあるホクホクのひよこ豆とレッドキドニーの美味しさが際立っているので豆好きとしては嬉しくなっちゃいますね(※もう1種の豆はグリーンピースでこちらの存在感は控えめ)。
香りはそれほど強くなく辛味も控えめ。全体的に豆カレーのような雰囲気でまとめているので、ジビエに興味がある人だけでなく、豆カレー好きの人もかなりハマるカレーだと思いました。
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良品計画によると「加工食品としての活用が限定的なジビエをレトルトカレーにすることでジビエの使用量の増加につなげ、捕獲しても使い道がなかった鹿肉や猪肉を食材として扱っていくことで地域の資産となるよう貢献していきたい。手軽にジビエ料理を楽しみながら、地域が抱える課題や環境問題について考えるきっかけになれば」とのこと。
美味しくたべつつも、ジビエ活用や地域の環境についてさらに深く考えていきたいものですね。
<TEXT/カレー研究家 スパイシー丸山>
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