小室眞子さん&圭さん結婚、米国ではどう報じられた?「申し訳ない」がクローズアップ
「残念なことに日本の皇室は女性差別の傾向が」
一方、批判的な意見は以下の通りだ。
前出の「NBCイブニングニュース」のYouTubeのコメント欄では「皇室の人間になるのは悲惨なことみたいだね」「酷い国だ」というコメントなど。
また「ザ・ワシントン・ポスト(The Washington Post)」の記事のコメント欄では、
「一般人と結婚したら皇族の地位を失うのであれば、誰と結婚すればいいの? 皇族と結婚しないといけないのであれば、皇族の従弟と結婚するってこと?」「人種差別が酷くてホームレスが多いニューヨークになぜ二人は住みたいの?」
「夢の結婚式が挙げられなかったなんて、私は胸が痛いわ。国民の冷たい態度にもかかわらず、彼らが一緒にい続けていることを褒めてあげたい。日本人は他の国を見てみるといいわ。ポニーテールだけが問題なことに平和な国だって気づくでしょう」
「残念なことに、日本の皇室には女性差別の傾向があるんだね」
というコメントなど。
筆者はCBSテレビ・ロサンゼルス局の朝のニュース番組で報じていた結婚会見の眞子さんの数秒の言葉を聞いた後、日本の各テレビ局の動画で結婚会見を視聴した。小室圭さんと眞子さんの「二人で幸せになる」という強い意思が伝わってきて、「どこの国で暮らしても二人で幸せに暮らしていけるだろう」という感想を持った。
皇位継承問題や男性優位の社会問題など、さまざまな問題はある。しかし、日本は独自の美しい文化を持つ素晴らしい国。これまでの伝統を大切にしつつも、眞子さんの結婚のような新しい風を時には受け入れて、ますます良い国となっていくだろう。
<TEXT/藤本庸子 Yoko Fujimoto>