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“ちょんまげ社長”が切り込むノンアル市場「発酵ジンジャーエールを世界に」

ビジネス

最後に、なぜちょんまげなのか?

周東孝一さん

 また、今後は海外展開も視野に入れているという周東さん。最後になぜちょんまげにしているのか意図を聞いてみた。

「和服を日常的に着るようになったのは、台湾で唎酒師(ききさけし)として働いたのがきっかけでした。台湾人と日本人は見分けがつかないので、日本人とひと目で分かる格好が良いなと思って。毎日着ていたら慣れてしまって、日本に帰ってきた今もスーツがわりに和服を着ています。ちょんまげの日本人が、発酵ジンジャーエールを本場イギリスに逆輸入したら面白そうですよね(笑)」

 固定観念にとらわれない、自由でユニークな発想を語る姿が印象的だった。さいたま市発の発酵ジンジャーエールを引っ提げたちょんまげ起業家が、海外進出する日はそう遠くないだろう。

<取材・文・撮影/白石果林>

学校法人・一般企業にて8年間勤務したのち、フリーライターとして独立。福祉、働き方、地域活性、エンタメなど幅広い分野で取材・執筆を行う
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