bizSPA!

カップヌードル「スーパー合体」4種を実食。白米に合う至福の一品も

暮らし

スーパー合体は、対人関係の処世術のヒントに!?

bs115-3

これは驚いた!うまい棒とのコラボ商品(非売品)まで登場している

【画像をすべて見る】⇒次へ>をタップすると次の画像が見られます

 今回のスーパー合体シリーズを食べ終わって気がついたことがあります。おいしく感じる理由の根底にあるのは、組み合わせに使われているカップヌードル8種の“個性”がしっかり確立しているからだと思うのです

 どのフレイバーも主体性を持ちながら、個々が魅力や長所を発揮しています。そして、日清食品が断言する“絶対間違いない味”を作るためには、“2種のバランス”が最重要であり、おいしく感じるための調整が必要だということ。

 これってもしかすると、ヒト対ヒトやヒト対組織・社会のケースに当てはめてみることができませんか? ひとりひとりの個性は大事にしていくべきである。そして、ヒトや組織・社会と協調していくためには、関わり方のバランスこそが肝心である。こう理解してみることで、自分を大切にしながら、ストレスフルなシーンや困難にぶち当たった時の対処法(力を抜く、関わり方を変えてみる)が見えてくるような気がしてきたのです。

 食を楽しむことで、大切なことが見えてくる。そんな気づきを与えてくれたカップヌードル50周年に、心からお祝いの気持ちを込めたいと思います。

<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

おすすめ記事