カップヌードル「スーパー合体」4種を実食。白米に合う至福の一品も
スーパー合体は、対人関係の処世術のヒントに!?
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今回のスーパー合体シリーズを食べ終わって気がついたことがあります。おいしく感じる理由の根底にあるのは、組み合わせに使われているカップヌードル8種の“個性”がしっかり確立しているからだと思うのです。
どのフレイバーも主体性を持ちながら、個々が魅力や長所を発揮しています。そして、日清食品が断言する“絶対間違いない味”を作るためには、“2種のバランス”が最重要であり、おいしく感じるための調整が必要だということ。
これってもしかすると、ヒト対ヒトやヒト対組織・社会のケースに当てはめてみることができませんか? ひとりひとりの個性は大事にしていくべきである。そして、ヒトや組織・社会と協調していくためには、関わり方のバランスこそが肝心である。こう理解してみることで、自分を大切にしながら、ストレスフルなシーンや困難にぶち当たった時の対処法(力を抜く、関わり方を変えてみる)が見えてくるような気がしてきたのです。
食を楽しむことで、大切なことが見えてくる。そんな気づきを与えてくれたカップヌードル50周年に、心からお祝いの気持ちを込めたいと思います。
<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>