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タワマンに住む長所&短所8つ。ローン返済額は年収の何割にすべきか

コラム

「タワーマンション」―そう聞くと、多くの人が一度は住んでみたいと思うのではないでしょうか。設備が充実している、芸能人が多く住んでいる、眺望が絶景など、一般的には誰もが憧れる“特典”が満載ですよね

タワーマンション

※画像はイメージです(以下同じ)

 もしかすると、なかにはすでに住人の方もいるかもしれませんが、今回はそんな「タワーマンション」について特徴を挙げながら、その「購入」の賛否について考えていきたいと思います。

「タワマン」そもそもの定義って?

 実は「タワーマンション」と呼ぶための法的な決まりというものは今のところ定められていません。そのため、漠然と30~40階以上の高くて比較的戸数が多いようなマンションを想像する人も多いかと思いますが、一般的には20階以上の建築物を「タワーマンション」と呼んでいます

「20階」を高さで表すと約「60メートル」となるのですが、建築基準法20条では高さ20メートル以上の建築物を「超高層建築物」と規定されていることからこのような概念が生まれています。

 この「超高層建築物」には、構造上や避難上の安全性、耐火性などの面で審査に合格し、国土交通省(大臣)の認定を受ける必要があります。さらに高さ100メートル以上の建築物(およそ30~33階にあたります)には、消防庁による指導基準で規定されている屋上への緊急時用ヘリポートの設置も義務付けられています。

 このように、大規模な建築物であるがゆえに、複数の法律基準が適用されるため、「(超)高層」ではありながら非常に安全性や耐性が高いものとなっています。

特徴から考える「タワマン」での生活

タワーマンション

 そんなタワーマンションについて、「購入」するほうが良いのか、あるいは「賃貸」で暮らすほうが良いのかという疑問があります。

 ちなみに「賃貸か購入か」というテーマについては、前回のコラム「20代の住まいは、賃貸か購入か?」で20代に関するお話しもしていますので、本稿と併せて、ぜひ読んでみてください。

 本題に戻りまして、ここからはタワーマンションの主な特徴を挙げながら、住む際のメリットとデメリットを考察していきたいと思います。ちなみに最大のネックとなるであろう、お金の問題については本稿の最後に述べております。

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