丸亀製麺「秋の新作うどん弁当」を実食!30円の最強トッピング&残念ポイントも
秋の天ぷらを2倍楽しむための最強トッピング
次に、渾身の天ぷらを食べてみました。やはり秋らしいナスと舞茸のおいしさは際立っていて、うなるうまさ。前回のレビューでも天ぷらの油は好みが分かれるところだとお伝えしましたが、春夏に比べて油の思ったるさや後味は強く気にはなりませんでした。
そして、この衣の後味を気にならなくするために試してみたのが、「タルタルソース」。これは店内メニューにある「タル鶏天ぶっかけうどん」で使われるものですが、“追いタル”としてプラス30円でお弁当にもつけられるのです。
これが鶏天以外のなすやまいたけにもバッチリ! もちろんえび天にだって最強です。秋冬のシーズンにはこれくらい濃厚でクリーミーな味わいもアリではないでしょうか!?
ということで結論としては、秋の新作には進化も見られ、おいしいアレンジも楽しめるということ! ますます人気を博すことが予想されます。しかし、最後にひとつだけ、気になることがありました。
最後にひとつだけ気になった
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たまたまこうだった、ということなのかもしれませんが、今回2種のうどん弁当を注文して渡された際、すぐに気になったのが、容器がベトベトしていたこと。写真から見てもわかるように、タレや揚げモノの油を感じさせるものが、フタや底にべっとりとくっついていたのです。
この体験を記事で紹介をしようかどうか、正直悩みました。私が渡されたものがたまたまそうだったのかもしれませんし……。ただ、今後同じような体験をしてしまうお客さんが増えてほしくないという願いを込めて、紹介することにしました。
偉そうに言うつもりはありません。でも、安いから我慢しろよとか、そういうことではないと思います。少しでも改善してくれることを真摯に願うばかりです。ますます進化している丸亀のうどん弁当。今後も新作を楽しみにしていきたいと思います!
<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>