「自分を好きにならなくてもいい」総フォロワー数100万人“お友達系YouTuber”が語る
やりたいことがあるなら「最短ルート」を探すべき
――今回のスタイルブックを含めて、「やりたい」と話すことを叶え続けているイメージがあるのですが、そのための秘策があれば教えてください。
そわんわん:1つは、やりたいことは口に出すことですね。誰が見てくれているかなんて、わからないし、どこかでお偉いさんに届くこともあるので、意外と言ってみるって大事だなって思います。もう1つが、やりたいんだったら、頑張りを数字や、わかる形で見せること。そのための最短ルートを探すことが大切思っています。
――最短ルート?
そわんわん:今の自分の現状と目標を書いて繋げていくんです。「スタイルブックを出す」って紙に書いて、「どうやったら出せるんかな」とか、数字を伸ばすには、どうやったら見てもらえるのかなと考えるようにしています。
――がむしゃらに、というよりも、戦略的に考えているんですね。
そわんわん:そうなんですよ。例えば「ファッションの仕事をしたい」って言ってるのに、グルメ系の動画ばかりを出していたら伝わらないですからね。動画を通して「ファッションが好きな人」というイメージを持ってもらう、そのためには何を頑張るべきかを考えて、実行していくことが大切かなと思います。
夢はがんばって5年で叶えたい
――これから先、叶えたいことはありますか?
そわんわん:109とか、ラフォーレとかで、でっかく出る看板に出たいですね。きっと否定的な意見も増えると思うんです、私がやったらね。でも、「私みたいな人がやっても、別に普通やんな」みたいな、そういう世間になればいいなと思います。あとは、人間関係に悩む学生向けの講演会をやったり、ファッションだったら、ハイブランドのパーティーに呼ばれるくらいの人になりたいです。
――なんだか、そわんわんさんなら全部叶えそうですね。
そわんわん:5年待っといてください! 頑張りますので!(笑)
――最後に読者の人たちに向け、楽しく毎日をすごすためのアドバイスをお願いします!
そわんわん:お仕事をしていると、辛いことも楽しいこともあると思うんです。でも、仕事は仕事でしかなくて、人生のメインではないと思うんですよ。もちろん仕事をするから、生活ができてるというのもあるとは思うんですけど。なんか、「大人になったら遊べんよ」って、昔からあるじゃないですか。でも、それを言い訳にしすぎて、自分を納得させるのは良くないんじゃないかなって思うんです。だから、自分にご褒美を買ったり、楽しい予定を入れたりしながら、自分を褒めて過ごしてください!
<取材・文/於ありさ 撮影/スギゾー>
【そわんわん】
1999年、和歌山県生まれ。2017年4月に開始したYouTubeは若い女性を中心に支持を集め、登録者数は63万人を超える。雑誌『la farfa』では専属モデルを務めており、著書に『すべてはウチらの頭の中に』、『そしてウチらはつながっていく』(共にKADOKAWA)がある
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