脱税調査中に愛人とクスリで…不動産業界に「クセの強い社長」が多い理由/全宅ツイ
モンスター社長に遭遇したら?
それでは若手社員がモンスター社長と遭遇したらどうすればよいのか。全宅ツイのかずお君(@kazuo57)に意見を求めてみました。
「イケイケどんどん過ぎて社員の話を全く聞かない社長、取引先でもよく見ます。その社長にしかわからないロジックを絶叫してやばい物件を仕込みまくってたので、ほどなくして倒産してましたね。でも、社員の方々の転職は比較的容易だったと聞きます。理不尽に耐性がある人材って他社のマトモな環境は天国に感じて無双できるのではと想像します。ムカついたら能動的に活躍する場所を変えるのもオススメです」
一方、前出のグルさんからは対象的な意見も。
「ワンマン社長の会社に入ってしまったらどうすべきか? 簡単やで、どんなに自分の良心に反しても社長のいうことには『イエッサー!』言うとくんや。路頭に迷う覚悟でお諌めするほど給料もらってないやろ? 会社の評判や業績よりも自分の給料優先。世の中、そうやって妻子を養ってる大人はなんぼでもおる。大丈夫、大丈夫」
2人の意見を総合すると、若手のうちはフットワーク軽く転職、ある程度の年齢やポジションになったら耐え忍ぶのが、不動産業界の処世術といえそうです。
<構成/栗林篤>
【全宅ツイのグル】
全宅ツイのグルです。40代です。都心で不動産ブローカーをしております。Twitter:@emoyino
【かずお君】
趣味で薄い店作ったり建物直したり地主さんの茶飲み友達やったりしています。Twitter:@kazuo57