レンジでお米を美味しく炊きたい!1980円「レンチンご飯釜」を試してみた
レンジでお米はおいしく炊けるのか
ガラスの外側から見ると、やや水分が多いかも? と心配になりますが、フタを開けて表面の状態を見てみると、お米の粒がしっかり立っていて、とっても美味しそうな予感がします。
しゃもじで全体をふんわりかき混ぜてみましょう。心配していた水分はそれほど気になりません。
土鍋で炊いた時にできるおこげはないものの、炊飯器で炊いた時と比較して、見た目上の遜色は感じません。それでは茶碗に盛って、食べてみることに……。
普通に食べられるけれど、いつものご飯となにかが違う
炊き上がりのレンチンご飯を食べてみたところ、普通に食べることはできますが、厳しく評価するのであれば、もっちり感や甘味が弱く、米粒の中心にいくほど硬さを感じました。
これは、レンジ加熱の仕組みを知れば納得する仕上がりです。電磁波の一種である「マイクロ波」がレンジ庫内に吐き出され、水分子を刺激。水分子が超高速に反転して熱を発生させ、米をあたためるという流れですが、どうしても加熱ムラが発生してしまいがち。
また、デンプンが糖に変わりやすい温度(40~60度)を超短時間で通過しまうため、ふっくら甘味のある仕上がりにはならないのです。