4. 困っても他人に頼れない

　リモートワークでは、困っているときに「大丈夫？」「どうしたの？」と、親切に声をかけてくれる人はいません。もし何か困っていたら、「すみません、ここでつまづいています」と自分からヘルプを求める必要があります。それができないと、「困ったなあ」と思いながら、1日困り続けて終わることになります。

「みんな忙しそうだし」「このぐらいできないとダメなやつだと思われてしまう」という思いから、人に頼りづらい気持ちも理解できます。しかし、あなたの仕事はあくまでも会社の業績に貢献することであり、もし何らかの理由で自力で遂行できないのであれば、「他の人に頼る」以外の選択肢はないのです。

　日々、他の人に親切にし、良い人間関係を築き、気軽にヘルプを求めあえる環境を作れるかどうかがキモです。もしそれができないと、1つ目の「アウトプットを出さない／出せない」という状況に陥ってしまいます。

　リモートワークで評価を爆下げする人の共通点について語ってみました。「自分は大丈夫だな」と思った人も、もしかしたら無意識にやってしまっている可能性もあるので、冷静に振り返ってみることをおすすめします！

＜TEXT／戦略コンサルタント　Shin＞