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「ワークマン女子」の仕掛け人が語る生存戦略「GUと競ったら負けるから」

ビジネス

リバーシブルジャケットを試着してみた

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筆者も試着。「DotAir リバーシブルジャケット」2900円(税込)

 筆者も着てみましたが、かなり軽く、動きやすかったです。通気性が良いし、スポーツウェアのような着心地です。

「自転車通勤にもピッタリですよ。はっ水加工なので、雨が降ってもササッと手ではらえば水が落ちますし、汗などで汚れたら丸洗いもできます。あとポケッタブル仕様になってて、コンパクトにできるので持ち運びも便利です」

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水を弾く様子

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ポケッタブル仕様なので、コンパクトに持ち運びできる

 ジャケットだけでなく、スーツに合わせやすいシューズも販売しているので、男性はビジネスシーンでもワークマン男子になれそうです。

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「ファイングリップ アーバン」1900円(税込)

 メンズ商品も多い#ワークマン女子ですが、なぜ“女性向け店舗”なのか気になりますよね。そこで、仕掛け人である土屋専務取締役に聞いてみました!

#ワークマン女子、ワークマンプラスの仕掛け人に聞く

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マスクをシャツのポケットに入れ「このワークマンのシャツは抗菌・抗ウイルス加工がされてあるんです」と笑顔の土屋哲雄専務

 土屋専務取締役は、ワークマンの仕掛け人と呼ばれている人物。残業をしない、社内行事をしない、ノルマを設けない、ワークマン式「しない経営」により、社員の平均年収を100万円以上アップさせたことでも有名です。

 まず気になるのは、#ワークマン女子のターゲット層。

35歳以上の女性がターゲットです。20~34歳はGUが強い。もともとワークマンは40年間、競争がない世界でやってきたので、競争したら必ず負けるなという認識がありました」(土屋専務、以下同)

 #ワークマン女子の名付け親は、土屋専務。ネーミングの動機は「作業服のワークマンと明確に分けるため」だといいます。

もとはSNS上で自然発生したハッシュタグで、現在、Instagramでは2.6万以上の投稿が存在します。そこから、ワークマンは男性向けのイメージが強いので『作業服のワークマンと違うんだぞ!』と、線引きするためにネーミングしました」

 ワークマンには他にも、土屋専務が名付けたものがあるといいいます。

「#ワークマン女子やワークマンプラスでは、“作業服”ではなく、作業服の安全性や機能性を残しつつ、ファッション性も取り入れた“機能性ウェア”という言い方をしています。こういった言葉が印象を決めるんです」

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