Amazonの新機能「商品を原寸大で3D表示」使ってみて優秀さに驚いた
大型家具以外にも対応
大型家具だけでなく時計などのインテリア小物やキッチン用品にも対応している。その場合、床の代わりにテーブルの上などを設置場所として認識させて配置すればよい。
なお、時計の隣にあるペン立てはリアルに存在するもの。販売ページの商品画像だけではサイズ感が分かりづらかったが、手元に実在するアイテムと比べると意外と大きいことがわかる。
右下の「シェア」ボタンから、LINEやメールで画像を送ることも可能。シェアした写真にはAmazonの商品ページのリンクも付くので、購入する家具を家族と相談する場合にも驚くほど便利だ。
Androidは非対応機種も
iPhoneの場合、iPhone 6S以降の端末でiOS 11.0以上にアップデートされていればARビューが利用可能。最近のiPhoneであればほぼ問題なく使うことができる。
一方でAndroidの場合は、利用できる端末が限られている。手元のいくつかのAndroid端末で試してみたところ、同じ2020年発売のスマホでも、シャオミの「Mi 10 Lite 5G」では使えたものの、ギャラクシーの「Galaxy A21」や、楽天の「Rakuten Mini」では利用できなかった。
なお、非対応の端末の場合、商品ページの「部屋に表示」をタップするとGoogle Playで「Google Play 開発者サービス(AR)」というアプリのインストール画面が開き、そこに「お使いのデバイスはこのバーションに対応していません」と表示される。
新生活シーズン。引っ越しをして新しい家具を揃えるという人も多いだろう。購入後に公開しないためにも、ぜひこの機能を活用していただきたい。
<TEXT/酒井麻里子>
12